食事と免疫

米国のジャーナリスト、カズンズは、大病を患ったにもかかわらず、コメディや映画を観て笑い続けたことで、その病気を克服しました。ストレスをつくらず、笑うことが免疫システムの活性化につながることが分かります。しかし好き勝手すればそれでよいとも言えないのが食事です。
実は食べ過ぎると、免疫力が低下することが知られているのです。特に癌に罹患した場合、糖質制限が有効である可能性も否定できません。癌の検査法であるPET(陽電子放射断層撮影)をご存知でしょうか。この検査は下準備として、ブドウ糖に似た物質と放射性物質とを混ぜ合わせます。この混合体を薬剤として投与すれば、癌細胞がブドウ糖と間違えてその薬剤を取り込み、癌細胞から放射線が出ます。そこから癌の位置を特定し、撮影するのがPETです。この検査は、「癌細胞は積極的にブドウ糖を取り込む」という性質を利用しています。換言すれば、ブドウ糖は癌細胞にとって必要な栄養なのです。そして、癌細胞にブドウ糖を与えなければ、その活動を抑制できると言えます。癌細胞は正常細胞に比べて活動的であり、その分だけ余計にブドウ糖を必要としています。糖質制限、食事制限によって、癌の活動力が弱まることは十分に考えられます。

食事制限の一種として、ファスティングを選択肢にするのもよいでしょう。ファスティングは断食療法を指し、単なる苦行ではありません。野菜ジュースやその他最低限の栄養、ミネラルは摂取しつつ、食事量を大幅に減らす療法です。健康を気にする人ほど何を食べるべきかに関心を向けますが、断食して胃腸を休めることも非常に大切です。日本では過食が蔓延しており、それも癌細胞を増やしています。免疫力の淵源である腸を休ませましょう。ファスティング(断食療法)によって胃腸を休ませれば、大切な機能が回復したり、デトックスできたりします。精神的にもリラックスできるとされています。しかし人によってはストレスを感じる療法ですから、無理をしないようにしましょう。免疫力を高めるための療法でストレスを感じるのは本末転倒です。

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